2013年11月27日

ゼニスよりオリエントだよねと言える日本人は幸せだ・・・

  持っている腕時計のバンドや電池の交換に行こうと思い、地元の商店街にある古ぼけた一軒のメガネ/時計修理の店に初めて行ってきました。やや緊張しつつドアを押開けると、頑固そうなオヤジがどっかのメーカーの人と商談をしていました。笑顔の接客とはほど遠い表情で、「はい?何か?」と言った調子で、なかなか敷居の高そうな印象でした(別に一切高級時計など置いてはいない修理専門店なのですが・・・)。

  こちらも冷やかしなどではなく、仕事を頼みにきたわけなので堂々としていたのですが、それでもなんともいえない緊張感があってそれが意外と心地が良かったです。クルマを買うつもりで堂々とディラーに出掛けて行くときの心境に近いかもしれません。ディーラーではどこもお茶などが出て来て、「どうぞどうぞ」という雰囲気で始まりますが、それでも手練の営業マンはサクっと主導権を取りに来てなかなか窮屈な思いをしたりします。そしてさっさと買うクルマのイメージを固めてしまおうとするのですが、その不自由さもまた心地よかったりします。血液型Aの人なんてさっさと決めてもらったほうが助かるとすら思うのではないでしょうか。

  この時計屋もそんな感じでした。1本目のバンド交換希望のセイコーを出すと、「あれ?チタンは置いてないよ〜、今ウチにあるのはスチールしかないよ〜」でた〜!めんどくせ〜商法! さっさと在庫のあるスチールに取っ替えてやるから金置いて帰れと言いたげです。取り寄せになるのが面倒なので「チタンは高いよ?」と軽く揺さぶりをかけてきます。実際はそんな感じの悪い対応ではないですけど、本音が見え隠れしてる気が・・・。

  軽くてソーラーパワーで10年経ってもちゃんと動き続けるセイコーの腕時計は20歳から苦楽を共にしたタフな相棒なので、いまさら僅かの金額をケチってスチールを付ける理由なんてありません。迷わず「チタンのヤツにしてください」と即答。しぶしぶカタログが登場して無事にチタンベルトをオーダーできました。残りは最近手に入れたオリエントの腕時計のバンドを調整してもらうことと、欧州メーカーの腕時計の電池交換をしてもらうことで、この2つはさくっと職人的スピーディさで作業してくれ、無事全てのミッションを達成しました。

  最終的には日本製時計を愛する気持ちが少しは伝わったようで、次第に時計屋のオヤジも笑顔を見せるようになり、最後はにこやかに談笑してほっこりしました。どことなくマツダのディーラーの居心地の良さに近いものを感じましたね。街の修理屋で気軽に直せる日本製の時計やクルマってとても素晴らしいですよね。「ポルシェよりスバル」「メルセデスよりマツダ」なんて胸張って言える日本はとても良い国だなと改めて思います。



ラベル:マツダ スバル
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2013年11月25日

スカイライン!アクセラ!レヴォーグ! 国産中型車の黄金時代到来か?

  ここ数年、日本メーカーが熾烈に燃費を争い続けてきましたが、その度に言われてきたのが「不毛な燃費競争」「エコしたいなら電車のるわ!」みたいな冷ややかな意見でした。ちょっと考えればわかることですが、「エコ」とは自動車の本質とは遠くかけ離れた存在でしかなかったりします。

  自動車が生活に必須な地域にお住まいの方もどんどん少なくなってきました。過疎地域の人口がさらに減っているというだけでなく、アマゾンや楽天を追いかけるようにスーパーもファミレスもファストフードも宅配サービスが広まり・・・というのは、まだまだ現実が見えていない意見なのかもしれませんが、確実に「自動車所有が不要」な時代へと進んではいると思います。

  結局のところ「クラウンHV」よりもホンダの「Nワン」の方が断然にエコなわけで、高級車としての体裁を保ったクルマがエコに背中を押されて売れているのは、残念ながらメーカーの術中にハマったとしか言いようがないです。「あくまで直4なんで高速での加速はかったるいですよ・・・」ということで、近所のスーパーに行くためのクラウンがそこそこに売れてしまっています。

  ハイブリッドがなんか違うかな?という懸念はプリウス登場時からずっと燻ってはいました。渋滞が嫌いで土日の昼間に混雑したところなんてほとんど行かない人にとっては、クラウンHVもレクサスIS300hも全く興味がないはずです。それよりも反対に振った「走り」のクルマがもっと出て来てもいいのではと思っていたのですが、「エコカー補助金」という迷走期間に翻弄されたようでなかなか出てきませんでした。どうやら民主党政権時代の経済低迷期では作るだけムダだと各社ともに考えていて「雌伏」の時を過ごしていたようです。

  ここに来てワクワクさせつつも実用性も高そうで欲しいと思わせてくれる国産車が「雨後のタケノコ」のように次々と出てきました。ここ数年のCセグ以上の国産車の国内市場での苦戦っぷりは悲惨なものだったこともあり、いずれのモデルも「クラス最高水準の燃費」「輸入車に負けないデザイン」「輸入車に負けない内装」「輸入車に負けない走行性能」のどれも十分に満たしています。

  具体的にはタイトルにある通りで「スカイライン」「アクセラ」「レヴォーグ」を指しているのですが、それぞれに日産・マツダ・スバルが日本市場での生き残りをかけて推敲を重ねた力作だなと改めて感じます。そしてこの3台の誕生に有形無形の影響を与えていると思われるのが、トヨタ・プリウスとマツダ・アテンザです。

  プリウスの欠点とアテンザの欠点を乗り超えたところに中型車の理想型があるのではないかと、まあ誰しもが薄々と感じているとは思います。鋭い加速とハンドリングを繰り出すプリウスのイメージと、日本の道路事情ももう少し配慮したアテンザのイメージを摺り合わせた結果が、「スカイライン」「アクセラ」「レヴォーグ」になっていると言えます。

  まだまだこの3台を乗り越えたところに、さらに素晴らしいクルマが現れるかもしれませんが、とりあえずはゴルフやBMW3といった凡庸な輸入車から主導権を取り返すくらいのレベルにはそれぞれ達していると思います。いよいよ国産の中型車が脚光を浴びる時代がやってくるのではないでしょうか?



posted by のっち at 04:29| Comment(0) | 全メーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月19日

ホンダS660だけでなく、次世代軽自動車がなかなかだ・・・

  ホンダが軽自動車に殴り込みをかけた理由がやっとわかってきました。トヨタとの対決を避けるなどと言われています。ホンダとしては日本と北米で共通設計のクルマをそのまま売る事は無理だと結論して、国内専用モデルを発売できる余力があるトヨタと競合しても勝ち目はないというのもあるでしょうが、ある程度はトヨタの未来をも予測していたのではないかという気がします。

  トヨタの普通車シェアが高まった結果、必然的に起こる「地盤沈下」を予期していたかのようです。トヨタがひたすら目指す燃費世界一の普通車は結局のところ軽自動車と同じ「ラーニングコストが安い」という個性しかありません。かつての世界一リッチだった日本の普通車の面影は次々と無くなっていって、「エコカー減税」といった恩恵がなくてもクルマとしての価値が評価される「価値ある普通車」がどんどん姿を消しています。

  国産車・輸入車問わず、クルマの作られ方に様々な「留意点」が増えて来たことはとりあえず別の機会に述べることにして、要するに700万円とか1000万円とかするクルマに乗って有頂天になっているのが結構ガチで恥ずかしい時代になってきたのは間違いないです。「お金持ちでも軽自動車に乗る時代」だからこそ軽自動車がここまで景気良く売れるわけです。ホンダはいち早くそのことに気づいてトヨタや日産に先んじて「制圧」に乗り出したわけです。

  なんと言っても顧客の大半はお金持ちですから、フルオプションで200万円以上でも次々に売れます。ホンダが同じように軽自動車を扱うマツダやスバルと違う点は、決して軽自動車をコンパクトカーの下のグレードと考えていないことです。ホンダの軽自動車は高級車であり、そのためにミニバン以外の目障りな普通車ラインナップを日本から除いています。フィットならば軽自動車と大きく差がありませんので残しますが、シビックだと軽自動車より明らかに上級なクルマに思われますので、日本には持ってこないわけです。同じディーラーでアクセラやインプレッサをこれ見よがしに売っているマツダ・スバルとは発想が大きく違うようです。

  ホンダはすでに「Nbox」と「Nワン」の2種の軽自動車を次々とヒットさせ、スズキとダイハツの2強の間に見事に割って入り、現在では3強を形成しています。さらに新たに「S660」と「Nワゴン」の2種を東京モーターショーに出品してまもなく量販体制に入るようです。

  新たに追加される2台は、さらに強烈なモデルになっていて、考えようによってはこの2台を所有してペンション経営でもしながら静かに暮らすのもいいかも? なんてイメージが湧いてくるイマジネーション豊かなクルマなんですよね。ホンダの想像力と言うべきか底知れぬ力を感じます。やはり素晴らしいクルマというのは、所有したときのイメージが鮮明に頭の中に次々にひらめきます。

  例えばトヨタ86やマツダアテンザを買ったとしてもどれだけにイメージが湧くでしょうか? もちろんこの2台もそれなりに楽しいオーナーライフを約束してくれるでしょうが、ホンダの軽自動車はそれをも上回るくらいの実力があるのではないかという気がします。「Nワゴン」の後席の居住性や乗降しやすさはアテンザを上回ってしまっているといっても過言ではないです。

  ホンダに限らずダイハツやスズキも触発されて素晴らしい新型軽自動車を開発しています。マンションの駐車場の隣りにはスバル・ステラが止まってますが、やはりスバルやマツダ、三菱&日産は軽自動車をやっつけで作っているので(スバルは生産を終えています)、まったく魅力の無い軽しか作れないようです(サンバーがRRだと言っても全然いいと思わないです)。しかしホンダは軽自動車のポテンシャルを完全に信じてクルマを作っているので、その輝きが全然違います。やはりホンダは世界に誇る自動車メーカーだと再認識しました。





posted by のっち at 06:43| Comment(0) | ホンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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