日産ティアナは北米で大ヒットしているアルティマというFFミドルセダンを日本向けに売っているモデルだ。北米市場ではFFミドルセダンは完全に主役になっているが、日本市場ではミドル以上のセダンはFRという不文律が未だに根強く、トヨタのカムリ(北米大ヒット車)など日本では長年苦戦してきた。そこで日産は初代ティアナ投入のタイミングで「ラグジュアリー」をテーマに慎重にコンセプトを設定して、「高級セダン・ティアナ」として無事に日本に移植することに成功した。
このクルマを簡単に言うと、「彼女を乗せるのに最高のクルマ」だ。レクサスLSは後席に飛行機のビジネスクラスのようなオットマン装備のラグジュアリーシートが入るが、このティアナはそれがナビシートに付けられる。使用時は座席が後ろにさがりフットレストを跳ね上げてもインパネとのスペースが確保される設計だ。この装備はありそうでなかなか付いていない。しかも400万円以下で買えるクルマにはあり得ないような装備だ(今のところライバル不在)。
それなのにこのクルマの中古車がとってもお買い得です。FF車ということもあって、多走行車や乱暴な運転をしているものが少なく、全体的に良い状態のものが多い。走り屋が見向きもしないので(FFですから・・・)、プレミア化することもなく価格も低めです。先代モデルであれば、オットマン装備で100万以下のものがゴロゴロあります。現行モデルの試乗車落ち(2012年6月MC)の低走行車(もちろんオットマン装備)でも、250万で買えます!運命的な出会いで彼女が出来たらこのクルマ(オットマン装備)はとってもいいと思いますよ。温泉に連れていってあげましょう(内装がベージュのものは避けたほうがいいです。さすがにかっこ悪い・・・)。
また、シルバーの外装で商用車に見えそうですがどうでしょうか。
黒系の内装はどんより暗い気持ちになる気がして、ベージュの方が断然オシャレに見えそうですが。
ご存知かとは思いますが、ティアナはアコード・カムリとともに北米のセダン市場を制した日本が誇る名車ですね。
若い人は最初のクルマにティアナ・アコード・カムリ・アテンザ・レガシィなどに乗って国内旅行すれば、クルマ業界や日本経済も元気が出ますよね。街中でも目立つので若い人にとってもコスパがいいクルマだと思います。
ベージュですがあくまで個人的な意見なので、実車を見て判断して頂ければと思います。私の先入観なんて無視して、最新のレクサスISの内装バリエーションを参考にして決めて頂いたほうが無難かもしれません。最近のクルマはベージュは使わない気がします。(長文失礼しました)