ただFF車なので、高速道路で全開アクセルオンするとホイールスピンが発生するなど、やや問題があります。MTで2速3速で回転数を上げるとものスゴい加速で、0-100km/hは6秒台!BMWやアウディなどのほとんどのクルマに勝てます(アウディR8以外ならまず負けない)。トヨタには他にもブレイドという3.5Lエンジンをハッチバックに積んでしまった幻の珍車がありましたが、ブームがやってくる前に撤収してしまいました・・・。
このカローラランクスとブレイドをトヨタがさっさと引っ込めた理由は販売不振なんかではなく、異常にコストがかかっているその設計に理由があったはずです。トヨタはこのカローラランクスを欧州向けハッチバックとして気合いを入れて作りました。欧州でも概ね好評で、トヨタのシェア拡大に大きく貢献したクルマでした。この成功に調子づいたトヨタが勢い余って作ってしまったのがブレイドなんですが、どちらも乗り心地がとても良いです。ブレイドなどはエンジンやインテリアの質感から乗り味はまるでクラウンのようです。いま話題のマツダのアテンザなんかより全然乗り心地がいいです。けどロールするので、アンダー傾向だしクルマ酔いしやすくはなります。
このカローラランクス/アレックスのZエアロは中古で2006年モデルが70万円程度で手に入ります。さらにはTRDによるチューンモデルも存在します(こちらも100万以下で買えます)。トヨタのエンジン(厳密にはヤマハ製)なので、20万キロくらいは余裕で走ると思うので、中古車としてのリスクも少ないです。「なんでこのクルマなの?」って訊かれたら、「乗ってみたらわかるよ!」って言える中身の詰まったクルマです(現行車種にはこういうクルマはありません。高級車でもスカスカのものはありますが・・・)。「なんかすごいエンジンだね」と言われたら、「そりゃロータス用のエンジンだから・・・』と涼しげに教えてあげましょう。
86のエンジンを横置きに積んだ
ヴィッツTRDを実現してもらいたいです。
30万キロですか!!
ヤマハのスポーツチューンでも壊れないのが、
さすがトヨタクオリティですね。
サスペンション形式からすればブレイドとアテンザが似てると言ったほうがまだマシですが
ブレイドの乗り心地をクラウンと称するあたり感性にやや問題があるようですね
恐らく車重が重い乗り物であればなんでもかんでもクラウンのようだと考えておられるようなので、まずはアテンザが何故乗り心地が悪いのか、何故ドアがクラウンのように重くなく、安っぽい軽さなのか、その他にクラウンアスリートとクラウンロイヤルでは何故タイヤの扁平率が違うのかを理解してから比較対象を絞り込むべきだと思いますよ
そしてロータスにまで供給された190馬力を絞り出す最強のエンジンがなぜトヨタのMR-Sに搭載されなかったのかまで理解できればコストの問題ではなかったという事がわかると思いますよ
まぁコストの問題なんて言い始めたら売れない車は全てコストの問題なんですけどね
しかし86ですらわざわざフロントサスペンションをストラット式にしてまで無理やり詰め込んだ水平対向エンジンが5ナンバーのコンパクトカーに載るとは到底思えませんけどね
まぁジュークRくらいのコストをかければできなくも無いかもしれませんね
売れない車でなくて販売終了した車ですね・・・
4年も前の記事なので今読んでみると色々アホだなー
なんて思う次第ですけどね。
ブレイドに関しては、遮音性、ロール、FFなのにリア優勢な味付け、3.5LのV6のトルク感などなど。
アテンザはFMC直後でなかなか仕上げが酷かったため書いたと思います。
ドアの重さ等々書かれていますが、クラウンとアテンザなら贔屓目なしで同等くらいですけどね。86もアテンザもストラット採用理由でメーカー担当者が苦し紛れにエンジンを挙げますよねー。それを真に受ける人がいるのにはびっくりです。だってGHアテンザまではDWBにディーゼル乗せて欧州で売ってたわけですし。
タイヤの扁平率を変えてあるって、今時は軽自動車だってグレードごとにサイズ違うんですけどねー。メーカー開発者の言い分をちょっと鵜呑みにし過ぎじゃないですか!?