2013年05月28日

新型のAクラスとゴルフが「安物路線」なのだから、日本車は「逆ばり」しかないはずだが・・・

  どうやら新型の「欧州Cセグ」が日本で狙うはプリウスの乗り換え需要らしいです。これだけ街中で氾濫してしまった上に、大して燃費もよくないし、本体価格が軽く200万円を超えるクルマにしては、所有欲がまったく満たせないと専らの評判のプリウスからの乗り換え層は格好の「草狩り場」になっているようです。さすが老獪なドイツメーカーだけあって、プリウスユーザーに「ロックオン」する戦略はとても素晴らしいと感心してしまいます。

  まずなによりプリウスとの比較であれば、新型Aクラスやゴルフの「凡庸」なスタイルでも十分に優位に立つ事ができるでしょう。さらに試乗程度のドライブ体験なら「安物」クオリティ(日本のコンパクトカーと比べればもちろん良いのだが)でも十分にごまかしがききます。加速が鈍いプリウスに慣れてしまった人にとっては、低速トルクに重点を置いているターボの加速はちょっとした驚きすらあるかもしれません。MBとVWの営業マンにとってはプリウスユーザーはまさに「鴨ネギ」といってもいいくらいでしょう。ただアルティッツァやシビックからの乗り換えとなると逆に「手強い」のではないかと思いますが・・・。

  新型Aクラスも新型ゴルフもどちらも有名ブランドを背負って立つ「主力モデル」だけあって、「非常にバランスがとれた」クルマだと思います。この点でAクラスやゴルフとプリウスは完全に方向性が異なります(どちらがいいかは一長一短ですが)。プリウスのように、ある分野で「世界最高」を目指すクルマは、他の部分には「妥協」が多く入り込むのは仕方がないことです。それでも「発進加速」「コーナーリング」「後方視界」など、購入当初は容認していたことがだんだん許せなくなってしまうユーザーも多いのではないかと想像できる。中でも一番許せないのが、「街中に溢れかえっていること」でしょうか。もはや人々が行き交うプリウスに興味津々なんてことはないですし、プライベートで使うにはなかなか出掛けにくいクルマだと思います。箱根やビーナスラインなどのドライブの名所に行っても、プリウスを見かけることが非常に少ない気がします。

  まだハイブリッドの黎明期に作られたクルマが大ヒットしたため、そのまま大きな進歩もなく今日までそのままきてしまったことで、トヨタもユーザーも思わぬ状況になってしまったと気がつき始めたと思います(もちろん満足している人もいるでしょうが・・・)。そんなプリウスの状況を虎視眈々と狙っていたMBとVWは、プリウスからの無理なく乗り換えが出来る価格で、出来る限り「欠点」を無くしたクルマを作ってきたと思います。Aクラスに関してはここまで価格(284万円)を抑えたなら「特に文句はない」と言える内容ではないでしょうか。Aクラスと同等のクルマをトヨタが作っても200万以上の価格になるはずです。

  ゴルフに関してはまだまだ高いですね(先代から大幅な値下げしたわけではないですが・・・)。日産がノートのスーパチャージャーに商用車ADのボディ(ゴルフに酷似)を載せて150万円で売る事も出来そうな気がします。実際には歴代ゴルフはVWディーラーで値引きが行われているようで、詳細は明らかではないですが、実質的な本体価格は200万円前後まで下がるようです。そもそもインドなどの新興国で50万円くらいで売られているクルマと同じ中身(北米では売っていない)を使っている「トレンドライン」と「コンフォートライン」は150万円で売っても十分利益が出る設定になっているようです(もちろん日本仕様なのでインドのものとは別のクルマです)。

  ゴルフの「ハイライン」に至っては299万円とAクラスよりも高い価格設定になっています。VWとしては「ある程度は高い方が売れるだろう」という戦略的な価格設定で、北米価格は18000ドル(180万円)なので、67%UPというおそらく「最悪」であろう「北米との価格比」を記録しています。よってこれも相当な値下げで250万円以下まで下げられるような気がします。よって街中で新型ゴルフを乗っている人を見かけたら、「買い物上手なんだな」と思うのが正しいのかもしれません。

  ドイツ勢が「プリウス」の逆を突いてきたのですが、これから出てくる「日本のCセグ」には、さらにドイツ勢の逆を突く戦略で「日本車の復権」を印象付けてほしいと思います。例えば「新型ゴルフ」と同じ価格で構わないので、ゴルフを全面的に凌ぐ性能を備えたクルマを出してほしいと思います。

↓新型Aクラスの価格設定は「違和感」しか感じないですね。実績がまったく無いので謙虚になったということでしょうか・・・



  

  

  

  
  
  
posted by のっち at 01:01| Comment(7) | 輸入車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても興味深い記事ですね。 疑うわけでは無いのですが、ネタ元はしっかりしているのでしょうか?
ゴルフって結局 値段なりの価値はないのでしょうか?
Posted by マア坊 at 2013年06月01日 15:09
マア坊さんへ

コメントありがとうございます。

ネタ元っていうほど「驚き」の情報はないと思いますよ。北米ではハイライン相当(1.4Lターボ)しか売られていなくて価格はアクセラやインプとほぼ同じです。

日本価格で200万円相当でしょう。下の2つのグレードの1.2Lターボは新興国向けに開発されたエンジンです。これを積んだシュコダはインドで50万円程度で売られています(このエンジンは危険&極悪で法律で禁止してほしいレベルです)。

もしゴルフユーザーでしたらごめんなさい。またお気軽にコメント頂ければ幸いです。
Posted by CARDRIVEGOGO(のっち) at 2013年06月02日 23:20
ゴルフユーザーじゃなくてアクセラ乗りです。

購入時 ゴルフも検討しました。
内装の質感やデザインが特に優れてると思えず、走りも良いのか悪いのか私程度の腕では解りませんでした。
グレードは忘れましたがWチャージャーの車でしたがワクワクするようなエンジンではなかったです。

自動車評論家はこぞってゴルフは素晴らしいと言っているのが30分程度の試乗では理解できませんでした。
逆にアクセラは5分乗っただけで顔がほころび運転するワクワクが止まりませんでした。

結局 MSアクセラを購入しました。 値段はゴルフより100万以上安く買えたと思います。

そんなワケでゴルフの記事は気になってついつい読んでしまいます。 そしてソレが良い事じゃない時は嬉しくなってしまうんです。
Posted by マア坊 at 2013年06月04日 15:47
相乗りです。1.5Lですが、わたしもアクセラ乗っています。こんにちは。
 最近ゴルフ7(1.4L)に試乗してきました。同じく30分も無いぐらいでしたので詳しくは判りません。
 ただ、HID付けたら330万円程で、その価値が見出せませんでした。 2ペダルMTというのでしょうか、初めて乗りましたが初速からの立ち上がりに難を感じました。210万ぐらいなら買ってもよいかなぁとは思います。
 
Posted by まらいや at 2013年07月23日 22:47
コメントありがとうございます。

ゴルフやAクラスに比べて、「アクセラグループ」(V40とフォーカス)はオーバースペック気味でしたが、新型アクセラはバランスが良くて大本命になりそうです。もはやゴルフの出番ではない気がします。

新型ゴルフは軽くなって安全とか言われてますが、やっと100kg以上重いアテンザと同等の制動距離に達した程度の低レベルなクルマです。当然ながら「小型アテンザ」の新型アクセラのほうが断然に安全で良いクルマになると思います。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2013年07月29日 00:26
100kg以上も軽くなったことを誉めるのかと思いきや …
どうあっても輸入車を認めようとしないのですね。
確かに日本では高くてとても値段に見合う車ではないと思いますが、国産車並の値段だったらかなり魅力的な車ですよ!
また、他の記事ですが 乗っている人(選んだ人)をバカにするような発言は失礼だと思います。 同じ車好きとして悲しいです。
とはいえ、僕もマツダ車が一番好きでmsアクセラ乗ってますが 新型アクセラ かなり魅力的です! msでたらすぐ買い換えたい 笑

散々失礼なこと書いてごめんなさい。 ブログ更新頑張ってください!
Posted by マツダ車好き at 2013年08月07日 22:58
コメントありがとうございます。

複数のブログを読んで頂いているようで感謝しております。稚拙な記事でご気分を害してしまい本当に申し訳ありませんでした。しばらく忙しくて更新がままならなかったのですが、今後はまたどしどし書いていく所存です。また何かお気づきの点がありましたら何なりとコメント頂ければ有り難いです。

Posted by CARDRIVEGOGO at 2013年08月08日 18:46
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