2013年12月28日

Dセグセダン番付!

  「小型で高性能なクルマはないのか?」とよく人に訊かれる。あまりクルマに興味がない人にとって最大の関心事であるはずなのに、正直言ってこれというクルマを思い浮かばない。そもそも小さいクルマとはどこからが対象になるのだろうかすら曖昧だったりする。クルマ好きの感覚ではDセグセダンは十分にコンパクトなサイズだと思うのだけど・・・。

  人によってはCセグ以下、あるいはBセグ以下を指すのかもしれない。日本車ラインナップの分布を考えると、質問者がDセグ以下を想像しているようには思えないので、Cセグ(4m前半)を持って小型と定義するのが妥当なんだと思う。そうすると頭に浮かぶのは(オススメすべきは)、アクセラとゴルフの日独を代表する2台ということになるのだろうか。

  スバル・インプレッサ・・・。このクルマの基本性能が高いのは重々承知しているが、このクルマのデザインを見た時に果たして「高性能(=高級)」という条件を満たすかどうか自信がない。もちろん喜んでくれる人もいるだろうけど。スバルブランドが輸入車好きから敬遠される最大の理由はこの点だ。だからこのブランドのクルマに日本代表の肩書きを与えることにはかなり抵抗がある。もちろん過去のスバル車のデザインを全て否定するつもりはないですけど。インプレッサの現行に関しては売ってる側もかなり不本意なんじゃないだろうか?(そこそこ売れているけど・・・)

  現行モデルで勝負できている日本車ブランドはレクサスとマツダだけ。これが輸入車好きに聞いた率直な評価のようだ。まあアウディがかっこいいと思うセンスの無いヤツらの言い分ではあるけど。デザインにこだわるならば、ゴルフにもアクセラにも本当に満足できるのか?という疑問がある。少なくとも私にはある種の妥協があるようにしか見えない。高級車というのは「妥協」を感じさせたら負けじゃないのか?

  というわけでその手の質問に対して、アクセラやゴルフを挙げることは滅多にない。この2台に乗っていても結局は周囲の視線は高級車などとは決して思わないから当然だ。この2台はあくまでハッチバックという実用性に振ったボディ構造が欧州だけでなく日本でも長く愛用されてきたという歴史の積み重ねの最新型に過ぎない。それが何ら意味がないとはいわないけど。

  ゴルフやアクセラは実用車としてある程度は満足させてくれるのだろうが、決してゆとりのクルマとは表現できないし、極端に狭くはないクルマというのが妥当なところだ。「小さい高級車」というものが、なかなか実現しないのは、「小さい」という前提がVWやマツダをもってしても無理なところまで行き過ぎているからだろう。やはりDセグをもって「小さな高級車」と定義する必要があるのではないか・・・。


次回に続きます(第2回へ)



ラベル:アクセラ ゴルフ
posted by のっち at 01:53| Comment(0) | Dセグセダン番付 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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