エンジンは1.5L、1.8L、2.0Lといまどきのトヨタでは珍しい3グレード体制。このことからもわかるように現行モデルになったFMCが2007年6月と、量販モデルとしては異例といえるロングサイクルになっています。・・・そもそもフルモデルチェンジなんて無くていいんじゃないか?とか最近思いますね。もうジムニーみたいにずっと同じままであり続けてもいいんじゃないの?
どのメーカーのどのモデルもフルモデルチェンジによって「車体剛性が上がって、シャシーの性能も良くなった」とかしばしば宣伝してますけど、ゼロクラウンから現行クラウンまでなんらかのドラスティックな変化はあったか?といえば、クルマのイメージが大きく変わるような進化はないですし、2世代前(ゼロクラウン)も大きな変化があったと言われますが、バブル期のクラウンから一体どれだけの上積みがあるのか?疑問です。もちろん排ガスなど環境面は格段に良くなっているのはわかるんですけど、そういう類いの改良は、随時仕様を変更してしまえばいいと思います。結局は値上げの為のFMCじゃないの!?
このアリオン/プレミオも同じで、販売てこ入れの為にFMCを企画して、経営統合目的で1.5Lエンジンのみの設定なんかになってしまったら、それはもうもうガッカリですよ・・・。10年も20年も「Cセグ・セダン・エンジン3グレード・レザーシートオプション」などの骨子を守ったまま存在し続けるモデルがあってもいいんじゃないか?と思うんですよ・・・。
トヨタのCセグと言えば、4つの系列販売店全てで取り扱っているプリウスがあるわけで、4代目になっても相変わらずに大人気なプリウスに対して、先代プリウスが発売される前から変わらずに細々と販売が続くのがこのアリオンとプレミオです。今ではすっかりハイソカーな佇まいになったプリウスのおかげで、ますますユーザーが離れてしまう存在になっているようです。このままモデル廃止はちょっと寂しいですよね〜。
そんな心配も無用なようで、近日中にも大規模マイナーチェンジが断行される!!!という予想外の展開になるようで、そんな情報がリークされています。最近のトヨタの弾けっぷりはなかなかですね。ビジネスユースのプロボックスがスタイリッシュになったりするくらいですから、今回も「何かが起こる感じ」がハンパないです。
販売に大きな影響が出にくいモデルだけに、手堅いカローラのMC(あのグリルデザインは物議を醸すけど)よりも、ガラッと変わって開発者の個性が出たものになるんじゃないかと、ヘンな期待感を持ってたりします。トヨタ内部の仕事の振り分けを考えても、アリオン/プレミオの担当は決して花形ではないと思うので、ここで大きく結果をだすぞ!という覚悟が担当者にはあるんじゃないかと・・・。カローラやヴィッツよりも上級車種だけに、デザインを弄る「面積」が大きいですし、当然に振り幅が大きい何かが起こせるんじゃなの!?
実はそれだけじゃなくて、実家の母が現在乗っているクルマがプレミオなんですよ。運転する度に「ここをこうすれば・・・」みたいなイメージが次々と浮かんでくるクルマなんです。いつも乗っているマツダ車よりも伸び代がありそう・・・。トヨタはこのクルマでコンプリートモデルを作ったら面白いんじゃないですか!?
車幅が5ナンバーサイズに抑えられているので、アクセラやインプレッサのセダンよりもスリムなボデーで、リアのデザインなどもなかなか風格があります。ちょっと淡白なフロントが残念ですが、フロント・サイド・リアにエアロが付けば、だいぶ引き締まった印象になると思うのですが、トヨタから純正エアロは今のところ用意されていません。
一部で報道されている今回のMCの内容ですが、外板パネルをアリオンとプレミオで共通化して、フロントのグリルなどのデザインで差別化していくものになるようです。ということならば、両車で使えるエアロが出てきてもよさそうだな〜。
さらにトヨタが得意としているコンソールとインパネが一体化した、近未来的コクピットデザインへと変貌を遂げるらしいです。やっぱりそうですよね!!!スポーティさとかはあまり求めないで、コンソールにそびえ立つ古臭いシフトレバーも撤去してしまっていいんじゃないかと、プレミオタイプのクルマにはもはや不要だと思ってましたよ!!(無くなるかは不明) とりあえずクルマのキャラと考えると、今回のMCの方向性はなんかいい感じのような気がするんですが・・・どうなることやら。
リンク
「最新投稿まとめブログ」