2016年05月11日

「シャア」じゃなくて、「オーリス」の名前で認識してる人が少ない気が・・・!

  HVあり、ターボあり、NAあり、MTもあり!!!シャア専用もあり・・・ここまでくると作る方も何を考えているんだろう?って気もしますが(笑)。 国産の大衆車でここまで手が込んだ、愛情がこもったモデルは、近年ではかなりレアな存在じゃないですか? 「3%」好きのマツダがやるならまだしも、国内最大手のトヨタがやっているというのがなんとも新鮮です。出来ることならば、このモデルの販売がスイスイと伸びていって、ライバルのホンダ・シビック(日本復帰?)などにも良い影響が飛び火すればいいのですけどね。

  残念ながら今のところはなかなか人気に火がつかないですけども、なんだかとっても応援したいクルマがトヨタ・オーリスです。今さらハイブリッドが増えてどうなるものでもないかなー(4月に追加されました)。おそらく販売が伸びない原因は他にいろいろ思いつくわけですが、まずはやっぱりガッツリ200万円台という価格がなかなかユーザーに納得してもらえない点でしょうか。新型プリウスの登場で「国産Cセグで200万円台」もかなり一般的にはなってきていますが、それでもAクラスやBMW1erの在庫車が200万円台でゴロゴロありますから、その中で特に「走り」をアピールして売り上げを伸ばすのは難しいかもしれません。

  オーリスがAクラスや1erに性能面で大きく劣っているということは無いのですが、どうも「試乗車のタイヤ」でいくらか差が付けられていたりするように感じます。気の利いたディーラーは試乗車のタイヤを密かに交換したりするものでしょうけども・・・。比較的に大径のタイヤ(16インチ〜)を採用しているAクラスと1erに対して、オーリスはワンクラス下の15インチが基本でしてその辺のゆるい乗り心地がこの手のクルマのユーザーには不評かもしれません。オーリスも最新の上級グレードでは17インチ装備というものも複数出てきましたが・・・。

  しかもトヨタ車の最大手メーカーゆえの?少々困ったところでもあるのですが、プリウスだろうが86だろうが、価格帯とサイズがだいたい同じだったら同じタイヤが付いてくるという非常に大雑把な販売スタイルには疑問です。同一のモデルでもタイヤの銘柄が一致しないなど、どうもメーカーの姿勢としてタイヤへのこだわりが薄いんですよね。もっともクルマ好きなユーザーにとっては購入後に好きなタイヤに変えてしまえばいい話ですけども・・・。

  4代目プリウスの大ヒットで納車待ちが長引くなかで、いくらか余剰が出てきた先代プリウスのユニットを新たにオーリスに積んでグレードに加えて、急ぐ客に案内するのがオーリスHVの狙いのようです。その為の対応として、従来はトヨタ店のみ取り扱いでしたが、トヨペット店とネッツ店でも新たにオーリスの販売が始まりました。もちろんプリウス補完用にわざわざ国内向けにHV仕様を開発をしたわけではなく、すでに供給が始まっていた欧州向けのオーリスHVを国内市場にも転売したに過ぎません。さすがはトヨタ・・・リソースを無駄無く使っています。

  国内・北米・中国・東南アジアでのシェアに飽き足らずトヨタは欧州にもレクサス・トヨタ・ダイハツの3ブランド体制で乗り込んでいて、今でも欧州で人気のマツダや日産に匹敵する販売を誇っています。その中でも欧州戦略車の中核とされるのがこのオーリスで、当然ながら欧州で売れるスペックはほぼコンプリートしていて、「ディーゼルエンジン」も「ワゴン」もあります。マツダからの供給の覚え書を反故にしてBMWのディーゼルを載せるという、まったく不思議なミスチョイスこそしていますが、BMW製DEですから日本で販売するハードルはかなり低そうですけど。

  また欧州ではまだまだ主流となっているMT車が、オーリスにももちろん幅広いグレードに設定があるので、現在国内市場では1.8L自然吸気のユニットにだけに「RS」としてMT設定がありますが、他のユニットを積むモデルにもMTがあると「これはオーリスだけだ!!!」と話題になりそうです。トヨタもそういう売り方をしたい様子に見えるのですが・・・。

  確かに「走り」に振ったら86と競合するし、「実用」を追求すればプリウスがいる。Cセグハッチバックになかなか馴染まない日本市場では、なんとも存在意義が不明確なクルマですので、営業からみればなんとも売りにくいクルマだと思います。スバルのアイサイト装備車やマツダのディーゼルなど、お客の方から興味があって「このクルマが欲しいです!」くらいのガッツリとしたテンションでやってくる展開はあまり期待できなそうです(シャア専用は・・・)。このオーリスで客をどうやって増やしていけばいいのか!?指名買いが欲しいのならばやっぱりMT設定の拡大じゃないですかね・・・。

  さらにオーリスの良さって、「トヨタが作るゴルフ」ですから、いい意味での「シンプルさ」にあると思うのです。最近の日本車には「シンプルさ」がアピールできるクルマが少ないですね。だいたいが「過保護」なおもてなしインテリアか、「愛情不足」なやっつけ仕事のクルマに大別できちゃったりします。レクサスか?ヴィッツか?・・・そんな究極の2択ではなくて、そのどちらでもないクラスレスな演出ってできないもんですかね。

  クルマの構造として単純さを追求するならば、トヨタにはヴィッツがあるので、いかに「ヴィッツよりも限界が高い」クルマなんだということが伝わるかどうかだと思います。フランス車など見ていてもルーテシアの影にかくれるメガーヌだったり、DS3よりも地味なDS4だったり、なかなか存在感が発揮できないのがCセグなのかもしれません。このままレクサス、インフィニティ、BMW、メルセデスにCセグ市場を明け渡す前に、何か風穴を開けるようなクルマが出てくればいいと思うんですけどね・・・。


オーリスの紹介動画です(森口将之さんの丁寧な説明)。やっぱりちょっとアレが・・・


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posted by のっち at 12:12| Comment(0) | トヨタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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