2016年05月27日

スイスポとゴルフGTIはもっと評価されていいかも。

  燃費の良いクルマがあふれてきました。HVはすごいんだぞ!!!って示すために、徹底的なボデー軽量化に加えて、CVTや多段式ステップATでエンジンに負荷が掛からないようにして、さらにダイナモとなるエンジンをミラーサイクル化して効率を上げるなど、なんだか周辺の部分で必死に頑張っている気もすんですけどね・・・。モーターの恩恵って一体どんなもんなんだろ!?回生ブレーキとか言われると相当な差がつくのだろうという気がしますけど、そもそもフットブレーキなんてよっぽどマヌケな時間にマヌケな場所に行かない限りは多用しないですし・・・。

  国内大手のHVに限らず、やたらと燃費を気にするようになったマツダやBMWに至るまで、国産車、輸入車問わずに最近のモデルの乗り味には・・・あまり関心しないです。こんな重苦しい時代だからこそ、最高に気持ちよく走れるクルマでも買ってみようかな!!! それって一体どんなクルマですかい? 若い時分の憧れといえば280psに到達した「テッペン」なクルマでした。しかし近年では増税を上回るペースで価格上昇している日本車。特に高性能車は結構な価格です。ちょっと前まで200万円台で速いクルマは結構あったのですけど、今では軽く400万円持っていかれます。

  最近思うんですけど、300psを越えるようなハイスペックモデルは、ある意味ではHVよりも性格が悪いんじゃないかと思うんです。スカイラインやWRX・S4などが、輸入車を軽く喰ってしまうようなパワーを見せつけていますけども、なんだかこれも「輸入車あるいは高級コンプレックス」丸出しな感じです。そして300psにはそれ相応の「制御」が付随してくるわけで、アクセル操作やハンドル操作の時になんだかクルマが一瞬思考して動きを決めているような気がするんですよ。コイツらどうも素直じゃねーな・・・。

  もっと手足のように感じられるクルマの方が乗っていて気分がいいですし、長く乗るにはむしろ気が利いてんじゃないかな〜? それにスカイラインもWRX・S4もかなりドライバー本位の設計なので、同乗者のことはあまり考えられてないですし・・・。スカイラインのナビシートならそれなりに快適でしょうけども、WRX・S4しかも「ビル脚」だったりすると、もはやナビシートも後ろ席も単なる「尻ビンタ」罰ゲームです。

  もっと「フワっと」走る小型のFF車の方が、「手足」という意味ではダイナミックなドライビングができます。1200~1300kg程度に抑えられていれば、エンジンの比較的に幅広い回転域を使っていろいろな走りができます。もちろん悪天候で高回転域を多用みたいなスリリング過ぎる走りは禁物ですけども、走り慣れた道ならば、同じヒルクライムでも、2速でフロントを振るわせながら(トルクステアですね)登ったり、3速でフラットなまま荷重重視で登ったりといろいろバリエーションがあります。これが300psとなると・・・「D」のまま何事も無かったかのように通過するので、例えば真夜中に箱根を走っていると途中から登りだか下りだかわからなくなったりします(箱根新道とか)。

  小型FF車の現行モデルでやっぱり楽しい!!!と感じるのは・・・国産車の代表が「スイフト=スポーツ」で、輸入車の代表は「ゴルフGTI」ですね。もちろんスポーツカーまで範疇に入れればまた話は違ってきますけども、「実用性」の部分で十分に優秀で、さらにプラスαの魅力を備えた2台は、もっともっと評価されてもいいんじゃないでしょうか?・・・別に北米でフォーカスSTが、欧州でゴルフGTIクラブスポーツが話題になっているから!というわけではないですけども、やっぱりこのジャンルは突き詰めれば走りの満足度はとことん高まるでしょうから、ここで勝負しようとしないメーカーにこれ以上走りを期待すべきではないと思うのですよ。

  「走り」を突き詰めていないメーカーはどこだ!!!幸いにも日本で相当数の新車を販売する一般的なメーカーではどこも抜かりはないです。ちょっと怪しいのがスバルで、WRXを売るためなのか?インプレッサのMT車をやや出し渋っている節が・・・(2L車には無し!!!)。日産はノートNISMO・Sをカタログモデルとして売り続ければさらにいいのですけど、期間限定のコンプリートカーとはいえ、かなり律儀な仕事ぶりです(エンジン換装&6MT装備)。ホンダはフィットRSとCR-ZでともにMT設定をしているのでOKとしましょう。マツダもデミオとアクセラをばっちりMT化してます。

  輸入車では、まずトップシェアのメルセデスですが、少々価格が高めなのが難点ですがA250シュボルトが・・・うーん。このクルマはどうも走りが重厚過ぎで、ハンドリングもアクセルからもあまり接地感を感じないのでちょっと違う。・・・ということでメルセデスは×。VWはいいとして、BMWは・・・ここも6発エンジンにどうしても目が行ってしまうかも。アウディはS1とかいうスポーティなマシンありますけど、230psくらいのBセグにしては少々過激な設定(値段も・・・)。いい感じで力が抜けているVWゴルフGTIとその弟分のポロGTIが、日本に入ってきているドイツ車の中ではこの2台だけが、カテゴリーに入れるクルマかもしれません。

  モデル末期のスイフト=スポーツがまだまだ第一線です。ロングテールで売れるクルマなんて、トヨタも日産もホンダも興味がないのかな・・・。ブランドの持つポテンシャルを示すのにはとっても手軽で良いリアクションも得られる格好の「踊り場」だと思うんですけどね。今後の盛り上がりに期待したいです!!!オペルでもプロトンでも構わないので日本に来いよ!!!


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posted by のっち at 04:42| Comment(0) | スズキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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