2013年05月20日

新型アクセラ 「世界の頂点に立てるチャンス到来」

  日本メーカーの普通車の新車がめっきり少なくなってしまった。簡易的なクルマであれば軽に勝てないし、HVの競争はいまいち盛り上がらず、燃費競争にも消費者が完全に冷めてしまっている。トヨタでさえも「エコカー補助金」なしにはお手上げ状態なのに、他のメーカーにとってはさらに「至難の技」と言える。それでも新興国では需要が拡大しているのだから、日本メーカーももっとがむしゃらになっていて良さそうなものだが・・・。新興国といえどもコンパクトカーだけに限らず、プレミアムカーの需要だって中国などでは増えるだろう。海外メーカーは「次世代戦略」に躍起になっているが、国内メーカーはやや「臆病」になっているように見える。コンパクトカーにもエコカーにもプレミアムカーにも食傷気味という空気が広がる日本の中でクルマを作っていては、悩みが大きくなるだけで進歩は望めないのかもしれない。

  そんな中、怪気炎を上げる日本メーカーが「マツダ」だ。今年は主力のアクセラのFMCが控えているが、どうやら「千載一遇」のチャンスがめぐってきたような気がする。アクセラの最大のライバル車であるVWゴルフもFMCにより「ゴルフ7」を投入しているが、VWはどうやら日本勢に対してはまったくのノーマークで、フランスのPSAグループに照準を定めたクルマ作りを新型「ゴルフ」でやっている様子だ。VW「ゴルフ」は欧州&アジアで大きなシェアを持つCセグカーとして、グローバルな市場でフランス勢と日本勢の追撃を受けている。それでも主戦場の欧州では日本生産車に関税がかかるため、ゴルフが価格競争では日本勢に対して一定のアドバンテージを持っている(日本車に大きな脅威を感じてない)。実際に割高になる日本車は欧州の不況が進む中で思うように売れなくなっている。

  現状の欧州市場でゴルフの最大の脅威になっているのは、PSAとルノーによるフランス車だ。とくにプジョー「308」やシトロエン「C4」「DS4」はPSAグループ内での部品共有化によって、VWグループ(シュコダ・セアト)の「ゴルフ」シリーズに匹敵する価格競争力を持つようになってきている。フランス車は足回りに関してはドイツ車とは違う独自の文化があり、軽い車体にトーションビームという設計(日本のコンパクトカーに近い)でコスト面でもVWを大きく揺さぶっている。VWもこの状況に危機感を抱き、異例の短期間でゴルフのFMCに踏み切った。新しい「MQB」プラットフォームはなんとVWブランドのほぼ全ての車種を網羅するものだそうで、アウディ・シュコダ・セアトでも共通して使われていて、究極の「コストダウン」を実現するようだ(なんじゃそりゃ・・・)。

  ちょっと話が長くなったが、要するにアクセラの最大のライバル「ゴルフ」は長らくCセグのクオリティカーとして君臨していたが、ゴルフ7は「方針転換」からもはやアクセラのライバルではなくなってスポーツ路線を放棄し、トヨタのコンパクトカーのような方向性を目指すことになったということだ。「MQB」はひょろひょろのプラットフォームなので、高出力エンジンは搭載できない。よってゴルフのスポーツモデルの「GTI」や「R」は完全に別のクルマになる。やたらとスポーツを前面に出してくる日本勢「アクセラ」「インプレッサ」「オーリス」はもう相手にはしない(しなくていいと判断した)。これら日本勢の1.8~2.0Lモデルは日本価格で200万円以上だが、ゴルフ7は日本で150万円で売っても十分に利益が出るようになっている(もちろん基本は250万以上で売るが・・・)。

  MBが287万円でライバル車を日本に投入してしまったので、VWとしては「コストダウン」しか生き残るすべがなかった。日本の多くのユーザーは高齢者であり、スポーツイメージよりも「輸入車としてのステータス」を優先すれば十分に売上を確保できると考えているようだ。アクセラに関してはプラットホームの変更という情報はアナウンスされていないので、愚直なまでに「スポーティCセグ」路線を突き進むだろう。「鼓動」デザインを身にまとった「新型アクセラ」(230万円)を横目に「新型ゴルフ」がバーゲン価格(198万円?)で売られるかもしれない。それでも新型アクセラのデザインならゴルフに勝てるのではないかと期待しているが・・・。 新型アクセラは果たして「Cセグの頂点で大ヒット」するか?それとも「高価格で不人気」に終わるか?マツダブランドの真価が問われることになりそうだ。


↓「A180」より圧倒的に高性能な2Lスカイアクティブ「アクセラ」になりそうですが、売れ行きはいかに?



  

  


posted by のっち at 03:31| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月15日

新型アクセラ 「ハッチバックが退屈なんて誰が言った?」

  先日、タイヤとオイルの交換の為に関東マツダに行ってきました。いつも点検のときは1時間ばかり店内で待たせてもらって、ブログを書いたりして時間を潰すのですが、ショールームに「デミオ」と「アクセラ」が置いてあったので、内装のつくりに興味があって覗き込んできました。デミオの内装はスペースに余裕がないせいか、同クラスのトヨタのヴィッツに良く似た造りをしていました。わざわざトヨタではなくマツダを選ぼうとしている人にとっては、これはちょっとがっかりだと思います。もっともっと「マツダ車」ということを主張するような内装を考えてもいい気がします(もちろんハンドリングで納得はできるでしょうが・・・)。シートピッチもだいぶ狭くなっていて、身長が高い人にはかなりきついと思います。

  それに対しアクセラはというと、キャビンの大きさ自体がほとんどアテンザと変わらないくらいのサイズがあるので、「ほぼアテンザ」というほどの内装になっています。後席の広さこそ多少は差がありますが、運転席と助手席のスペースは十分だと感じました。このクルマは2人で乗る分にはかなり「実力」がある気がします。このアクセラが今年の9月にFMCを迎えますが、新型アテンザと同様に注目すべきポイントがたくさん詰まったクルマになるようです。

  まず一番のポイントが全く新しくなるデザインです。おそらくCセグのデザインで世界の頂点に立てるような、凄まじい出来が予想されています。現行の世界の頂点というと、「ルノーメガーヌ」「アルファロメオジュリエッタ」「レクサスCT」の3台といったところでしょうか。どれも登場から数年が経過していて、当初の「鮮烈なインパクト」はだいぶ風化してきていますが、それでも最近登場しているメルセデスやボルボのCセグよりは個性があって上質です。世界的にCセグ市場は「デザインの進化」を渇望している状況ですが、そこまで「アヴァンギャルド」なデザインを持ち込む勇気があるメーカーが見当たらないです。新型アクセラは再び世界のCセグハッチバックのデザインの歩みを進める存在になると思います。

  もう一つのポイントは、従来の「スカイアクティブ・ガソリンエンジン」に加えて、違うアポローチの「エコ」パワーユニットが登場することです。ハイブリッドは投入がほぼ確定しているようです。問題はマツダが廃部リッドを「燃費」として使うのか、それとも「パワー」として使うのか、それともプレミアムブランド車のように「スポーツモード」に切り替えられるセレクターを用意して、両方の機能を載せてくるのかがまだ不透明なことです。さらにハイブリッド以上にマツダが手応えを感じている「クリーンディーゼル」を搭載してくる可能性もあります。これならば切り替えることなく、「トルク」と「燃費」の両方を追いかけることができます。

  これだけでも話題性は十分なのですが、マツダが直接のライバルとなっているメルセデスAクラスに「脅威」を感じているならば、さらなる作り込みを行い、静音設計であるとか内装のレベルアップにも着手して、マツダ悲願の「プレミアムブランド」化に突き進むかもしれません。アテンザのベースグレードが250万円なので、ガソリン2Lのモデルで240万円くらいまで値上げしてでも、標準仕様での「高級化」を図るのではないでしょうか。実際にアクセラは既にデミオよりアテンザに近い存在なので、クオリティカーとして値上げしてでも「世界最高峰」のCセグを目指してほしいと思います。

↓「ロータリーエクステンダー」を使った、ロータリーハイブリッドもとりあえず発売してしまえば、マツダへの注目度ももっともっと上がりそうですが・・・

posted by のっち at 02:28| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

日本車の底力を示す一台 その2

マツダ「マツダスピード・アクセラ」

データ・・・全長×全幅×全高      4510×1770×1465mm
      室内長×室内幅×室内高    1980×1475×1200mm
      過給器          ターボ
      総排気量          2260cc
      使用燃料          ハイオク
      最高出力          264ps(194kw)/5500rpm
      最大トルク       38.7kg・m(380N・m)/3000rpm

     パワーウェイトレシオ   5kg/ps
      サスペンション(前)   ストラット式
      サスペンション(後)   マルチリンク式

購入・・・新車乗り出し 約330万円(本体270万円) / 中古(2010年)  230万円
色は赤・黒・銀・白の4色。ちょっと少ないですね。黄とかあれば面白いのに。国産のFF最速クラスのクルマがこの価格は安いですね。しかも下取りもマツダにしては結構高かったりするので、キレイにしておけば5年乗っても半分の150万円くらい還ってくるかも。なんといってもCセグ5ドアハッチバック。おそらく一番使い勝手がいいスポーツモデルですね。スバルや三菱の4ドアは外見から本気度が高いので変に注目されちゃいますよね。その点でこのアクセラはクルマ好きな人じゃない限り気がつかないです。周囲の好奇の視線に晒される事無く、静かにドライブや日常生活を楽しみたい人にはとてもいいハイパフォーマンスカーなんです。5年150万なら新車のラーニングコストとしては格安。しかもメーカー保証がつくので故障も安心です。

カタルシス・・・ヨーロッパではゴルフより支持を集めているクルマがこのアクセラ。ヨーロッパ個人所有車は圧倒的にCセグが多く車種も乱立状態。中立国のイギリス市場の代表車を挙げるとルノーメガーヌ、欧州フォードフォーカス、ボクスフォールアストラ(オペルOEM)、VWゴルフ、BMW1、アウディA3、プジョー308、ホンダシビックなどなどそれぞれが10%前後のシェアを分け合っているらしい。マツダ3(アクセラ)もこのライバル達と互角の戦いを繰り広げている。イギリスでは日本車がとても高い。かなり高級で贅沢なクルマと考えられている。それに対して価格で圧倒的に安いのはVWグループのシュコダ(チェコ)とセアト(スペイン)にヒュンダイ・キアの韓国勢。アクセラとシビックは高価格にも関わらず売れている、ヨーロッパで認められた日本が誇るスーパーCセグメントカーだ。ヨーロッパで認められている中型以上のクルマとなると、現在ではこの2台とSUVの日産キャッシュカイ(デュアリス)くらいだ。
  一方で日本で人気があるVWはシュコダやセアトと同じブランド価値でゴルフのプラットフォームを使った廉価なクルマが両メーカーで最安値のクルマとして韓国車と競っている。シュコダはVWポロのOEMをインド市場に投入したり、シュコダ・セアトともにVWのup!のOEMを新興国中心に拡販している。じっさい日本円で30~50万円で売られているクルマが日本に来ると150万もするのだ・・・。ポロやup!を有り難がって乗っている人をよく見かける。日本人はつくづくモノの価値が解らない人が多いのだなと思う。




posted by のっち at 05:27| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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