2013年06月12日

日本を走るなら、日本車よりドイツ車か? 新型アテンザ 新型レクサスIS 新型スカイライン

  「日本車がデカいというより、ドイツ車が小さい」スーパーの駐車場に行けば、少なくとも何台かのドイツ車を見る事が当たり前になっているが、それにしてもドイツ車はあまりにも小さいです(正確ではない表現だが)。BMWやMBは未だに日本市場を重要視しているようで、日本で使うベストなサイズをよく考えてクルマを作っていると好意的な意見が見られたりします(車台が古いだけなのだが・・・)。対する日本勢は、輸入車のブランド価値に打ち勝つために「デザインの進化」に大きく軸足を移していて、やたらと伸びやかなセダンが次々と投入されています。これに対しては「北米市場ばかりを見ている」と批判が渦巻く始末だ・・・。

  モータージャーナリストはこの状況でみんな口を揃えて「日本車は大きくなり過ぎ」と主張する。せっかくデザイン面で「日本車>ドイツ車」になったのだからいいではないか?と私は思うのだが・・・。小さいのを作ったらダサイといい、大きいのを作ったらデカいというだけで、ヤツら(プロライター)にとっては「日本車を誉める展開」だけは絶対にないようだ・・・。今現在、車幅1800mmのクルマを使っているが、まったくといっていいほど困るような道はない。深夜ドライブでホームコースにしている国道299号線(埼玉県部分)は、ドリフト防止のセンターポールが至るところに立っていて、道路幅が狭いところが多いが別になんら問題はない。ほかの「常連」車は5ナンバーのレガシィなどが多い気がするが、1890mmのクルマ(GT-Rなど)でも十分に走れるコースだ。

  車幅が1840mmになると困るという人は、東京都では世田谷や吉祥寺といった「貧乏臭い」道路が続く辺りにお住まいの人達くらいじゃないだろうか(他の県についてはよくわかりません)。こういう場所が「住みたい街ランキング」で上位に来るのだから、「クルマ離れ」はよっぽど深刻なのだとちょっと実感する。東京都でカーライフを楽しむなら、もっといい街がたくさんあるが、自分なら山手線のちょっと外側(世田谷区・中野区・杉並区)だけは絶対に避けたい(田舎者が偉そうですみません)。なんせ外国人(白人)が多くやたらと我が物顔で歩いていて、イラッとくるし、当然ながら外国人の運転するクルマの交通マナーは一般的にヒドい。ちょっとヒヤっとしたときに、相手のドライバーが外国人だと、「外人だからしょうがないな」ってヘンに納得することありませんか? 環七や環八から一本側道へ入ると、迷路&ターン不能になってしまうくせに、世田谷にはでっかいポルシェディーラーがあり、パナメーラがよく走ってたりします。

  ちょっと話が脱線したが、要は車幅1900mmまでなら、大抵の街では十分に走れるのではないでしょうか(古いデパートの立体駐には入らないが)。道が狭い世田谷の人は旧型のCクラスや3シリーズに乗っていればOKだし、BMWもMBもわざわざ世田谷の為に現行モデルに至るまでCクラスや3シリーズを作り続けてくれています(車幅を抑えてある)。

  先代のアコードなんて「デカすぎる」と罵声を浴び続けて不人気車になり、気がつけばひっそりと生産を終えてしまいました。先代レジェンドや先代インスパイアもそうですが、登場するのが5年くらい早すぎた印象ですね・・・。ほぼ同じ車幅のR35GT-Rが「日常でも使えるスーパーカー」と称賛されていたり、1840mmのアウディA4には誰も文句を言わなかったりと、ホンダにとってはとても気の毒な状態でした。ホンダも逆切れして、生産・開発拠点を次々と北米に移し、いまや日本メーカーなのかどうかも怪しい状況になっています。

  日産スカイラインは1800mmに抑えられた車幅で、日本を走るのにベストなサイズなのですが、こちらはエンジンの排気量が「デカすぎる」と批判されて日本での販売は低迷しています。散々叩かれたので、ハイブリッドにして出直しを図ろうとすると、デビュー前からハイブリッドは「違う」みたいなことになっています(とりあえず人気ですが)。これからは「ダウンサイジングターボ」だろみたいなことを鬼のクビ取ったように書いています。なんで欧州のターボ車には「ウルサすぎる」という批判がされないのか理解に苦しみます。BMW320dのアイドリングストップの音は「下品」極まりないです。新型スカイラインには2Lターボのプランをぜひ「キャンセル」して日本車の威厳を保ってほしいと思います。
  

↓アテンザがデザインをパクったのか、3シリーズが直4&軽量化をパクったのか?




posted by のっち at 05:54| Comment(0) | 全メーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月10日

日本車に足りないものは・・・? 新型アクセラ 新型レジェンド 新型86カブリオレ

  なんだかんだ言っても輸入車の販売が好調だ。日本車よりも遥かに割高な設定になっていても、輸入車が売れるのだから、これは日本人の感性がどうのこうのという問題ではなく、やはりどこかで「優れた点」があると認めなければいけないと思う。

  本来、輸入車の主旨とは「日本に無い種類のクルマ」ということで、その存在意義が成立していた。しかし現在では、「電化製品」のように日本よりも製造コストが格段に安い国で製造されたものも多くなっている。BMWやMBの「右ハンドル車」は南アフリカで関連会社が企画・製造する「亜流商品」だとして、左ハンドル車に拘る人もいるようだが、南アフリカで作っているクラスのクルマはドイツで作っている「左ハンドル」でも品質の差はないと言われている(どちらも安物だ・・・)。ならばBMWやMBとはいったいなんなのだろうか? 

  この両社の日本販売の9割以上は、日本車にもライバルが存在するプレミアムブランドの「大衆車」だ。残りの1割は、日本車では代替することができない「特別なクルマだ」。この2社が用意している日本車にない種類のクルマは、結構いろいろある。まずは「V8を搭載している2ドア」だ。この典型的な高級車の仕様がレクサスには今のところ無いというのも驚きだが、来年にはISの2ドア版「RC」にV8を積んだ「RC-F」が登場すると言われている。

  他にも、完全に日本車に無いわけではないが、「4シーターオープン」も日本車では「IS-C」しかない。輸入車愛好家が日本車に興味が抱けない一番の理由が、オープンモデルの少なさだと思う。対して輸入車はVWだろうがプジョーだろうが、屋根が開くモデルが複数あるほどだ。日産も北米ではスカイライン・カブリオレやムラーノ・カブリオレを展開しいているが、日本市場での需要はほぼゼロと見做しているようだ。

  日本車好きの私でも日本メーカーのラインナップを見ると苦言を呈したくなるほど、「日本市場に対して消極的」な姿勢が各社から伺える。個人的な考えだが「クルマ離れ」の最大の原因は「若者の経済的疲弊」などでは決してない、少子化でマイホームを買わなければいけない人は少なくなっているし、住宅価格も20年前に比べれば半額以下に下落している。20年前よりも高収入の若者も増えている。それでもクルマが売れないのは、「クルマ」自体が若者の望む生活に入って行けるだけの「魅力」「訴求」がないからだ。大切な休日にお金と時間を注ぎ込んでダサいクルマで誰が出かけたいと思うだろうか?

  これはあくまで想像でしかないが、ドイツメーカーではおそらく、40代そこそこの役員が新型車発売の決定権を持ち、自分達の世代が欲しがるクルマ(バカンスなどで大活躍するクルマ)を次々と作っているが、60代の役員ばかりが顔を揃える日本メーカーでは、たった1台の「86」を作るだけで、てんやわんやの「大騒ぎ」になってしまうのだろう。アウディのデザインの生みの親である和田智氏が「日産」を数年で辞めて「アウディ」へ行ってしまうような「根深い問題」がいまも残っているように思う。注目の新型車が出ると「◯◯のすべて」を買ってしまうが、そこに登場する開発者の中に外国人の名前を見た事がない(外国拠点でデザイン原案を作っていたりはするが)。日本の自動車メーカーの「閉塞感」がそのまま映し出されている。

  ハッキリ断言するとこれからの「個人向け」のクルマは「華」がないと絶対に売れない。もちろん日本の9割以上の地域では生活に自動車が不可欠で、その人々のために「安全で低価格なクルマ」を提供するという各社の理念は「ごもっとも」であるし、否定するつもりも毛頭ない。あくまで海外でインフィニティやアキュラ、レクサスで売られているクルマおよび、プレミアム化を公言するスバルとマツダのクルマに関してのことだ。

  今後、発売が予定されているクルマの情報が少しずつ入ってきているが、日本車の売り方がだんだんと変わっていっている印象がある。マツダは必勝を期して新型「アクセラ」を投入する。デザインやハイブリッド化が話題になっているが、「鼓動」デザインはすでに出回っているし、ハイブリッドなどなんらインパクトがない。せっかくの好デザインなので、ここは一気に「カブリオレ」投入まであってもいいのではないか?

  ホンダの方向性をも決めかねない新型「レジェンド」は果たしてどれだけライバルのEセグセダンよりも「優れたクルマ」であるかをアピールできるかがポイントだろう。北米版(アキュラRLX)そのままだと、日本市場ではウケないことはホンダも十分に分かっていると思う。岡崎五郎さんが新型アテンザの評論で、「エンジンや足回りの素晴らしさは乗ってもらわないと分からない(ゆえにアテのWデザインCOTYベスト3は素晴らしい)」と書いていたが、レジェンドもまさにそれに当てはまるクルマなので、デザインがいまいちだと「宝の持ち腐れ」になってしまう。

  「86・カブリオレ」の発売を待ちこがれている人は結構多いのではないだろうか。ちょっと可哀相なことに、86はトヨタの製品群からなんの脈絡もなく突然に現れたクルマだったので、即座に買いに走った人々が「俄」だと思われてしまう節もあったようだ。輸入車に見られる小型スポーツと違って、86は日本メーカーの技術と理性の「結晶」と言ってもいいほどに良く出来た(ケチがつけられない)クルマだ。単純な比較はできないが、「SLK」や「ボクスター」に乗っている人よりも正しいクルマ選びをしていると言える。このクルマにケチが付けられるのは「ロードスター」「MR-S」「RX-7」「RX-8」「S2000」のユーザーくらいなものだろう(けっこう多いな・・・)。

↓このジャンルの輸入車を切って捨てるくらいの「鋭い」日本車の登場はあるのか?

posted by のっち at 18:07| Comment(5) | 全メーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

フィット&ノート いつになったら自動車会社は若者をつまんないクルマに乗せるのは無理だと悟るのか・・・

  アメリカの都市部でもクルマ離れというのは起こっているようですが、日本でもアメリカでも価値観の多様化はあるかもしれませんが、クルマそのものの魅力が減っているということはないと思います。たとえばスカイラインクーペやレジェンドといった魅力あるモデルが日本車にも幾つもあります。ただこの手のクルマは結局のところ、男性ファッション誌にこれ見よがしに載っている10万円を軽く超える「ジャケット」みたいなもので、良く知りもしないで買うにはやや抵抗があるように感じます。クルマ不人気の一つの側面は、「高級アパレルブランド」が不人気なのと一緒なのでは?と思います。

  高級アパレルブランドも日本の自動車メーカーもそのような状況をただ眺めているだけでなく、何とかしようとしているようです。ただどちらもそのやり方にまったくセンスがないように感じます。先日、仕事用にスーツを1着増やそうと思い、「コムサ=メン」に行ってみました。同じデパートに展開しているブルックスやポールスミスと同じくらいの値付けをしているようで、量販価格帯のスーツはどれも横並びの価格設定になっていました。この3店のどれも、店頭に吊るしてある上下のスーツは3万円台とかなりお手頃で、買う気も満々だったのですが、たくさん種類があるなかでもなかなか興味が持てるものがありませんでした。

  ブルックスやポール=スミスは末端店舗ということもあり、店員もほぼ無知識のバイトのようで訊いても「ちょっとわかりません」の連発で呆れました。コムサはちょっと商売気があるセールスマンが必死に紹介してくれましたが、それでも一通見ても気に入ったものがありませんでした。「もっと高いスーツはないか?」と訊いたら、ちょっとビックリした表情で奥から明らかに他のものとは一線を画したスーツを持ってきました。ちょっと話が長くなりましたが、いわゆる「戦略価格」の商品というものを各ブランドともに用意しているのですが、そういった商品にはブランドが持つべき「魂」が抜けていることが多かったりします。「自分は本物しか買わない」とか偉そうに言うつもりは毛頭ありませんが、本来「魅力あるべき」商品を買いに来ている客の心情を汲み取った商品展開をしてほしいものだと感じることが多くなりました。

  これは自動車メーカーにもそのまま当てはまるように思います。免許取り立てでクルマを欲しいと思っている若者がいきなり憧れの「スカクー」やら「レジェンド」を買うのはあまりにもハードルが高いです。例えば35歳になったら、40歳になったら買おうなどと思ったりするものですが、それまで乗るクルマとして、「スカクー」が欲しい人が「ノート」に乗るでしょうか?同様に「レジェンド」が欲しい人が「フィット」に乗るでしょうか?日産プリンスに行ってもホンダカーズに行っても、なかなか他の候補なんて見つかりません。

  10年ちょっと前の若者なら、日産なら「プリメーラ」や「シルビア」が、ホンダにも「プレリュード」や「インテグラ」といった「入門車」がありました。そういう文化の中で育ってきたはずの日産やホンダの役員はなんで今の若者にもそれに匹敵するクルマを与えようと思わないのでしょうか? もしかしたら「ジューク」や「CR-Z」がそれらに代わるクルマとでも考えているのでしょうか!だとしたら、その戦術は完全に失敗だと思います。結局のところ「箱形コンパクトカー」や「ミニバン」のブームに踊らされて、本来クルマ文化の中核を支えるべき「3BOX車」の開発に十分な投資が行われていないのだと思われます。

  トヨタ・日産・ホンダはバブルの頃に目一杯投資して築き上げた技術に今でも多くの部分で支えられていると言われています。ハイブリッドカーの技術などを除けば(ガソリン車の技術に関しては)、20年前のクルマと大きくは変わらないし、燃費もそれほど良くなってはいません。この日本の「ビッグ3」はおそらく20年前の時点で今後これ以上の進歩はないだろうと、開発の軸足を他へと移したのだと思います。一方で相対的に欧州メーカーは日本メーカーよりもガソリンエンジン車にこだわりを持って開発を継続してきたとも言えます。日本のマツダは欧州メーカー寄りのスタンスで「スカイアクティブ」技術を開発したようです。

  欧州メーカーやマツダ・スバルのように「伝統のガソリンエンジンとその乗り味」に固執するメーカーと、トヨタや日産・ホンダのように「次世代動力方式」を模索するメーカーとの間には、当然ながらクルマの開発におけるスタンスやポリシーに大きな違いがあると思います。トヨタ・日産・ホンダはあまりに新技術に軸足を移しすぎた結果、クルマ本来の魅力の向上に十分に資金が回っていないということも開発の現場の声からすると事実のようです。この3社のガソリン車の魅力が今以上に上がることはないのかもしれません。それでも「経済性に優れる」クルマを作り続けて業界の主導権を握り続けるのだろうと思います。クルマ好きにとっては「お金持ちになる」以外に生き甲斐が見出しにくい時代になっていきそうな予感です・・・・。

  
↓今や若者にとっての「入門車」はこれですね!!!

posted by のっち at 12:51| Comment(4) | 全メーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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